この度、熊本地震復興支援プロジェクト「板倉小屋建築交流会」の事業実施にあたり、ご支援いただいた皆様のおかげで、２０１６年６月２６日～２７日、７月２３日～２４日の２回にわたりまして、板倉小屋の建築と交流会を実施することが出来ました。

この板倉小屋の建設の過程では、地元の被災者と九州各地からの支援者が多数参加され、被災者をはじめ、主催である西原村商工会、西原村役場関係者に大変喜ばれるプロジェクトとなりました。
また、地元のテレビ局２社や、全国的なメディアにも紹介され、板倉が被災地に勇気を与え、復興の手立てとなることの理解を得ることができ、板倉の家づくりを広めるうえでもよい機会となりました。
被災地をお訪ねの際には是非この板倉小屋（所在地：熊本県阿蘇郡西原村布田1964-9）にお立ち寄りください。

今後はこの場を拠点として、板倉の家による復興支援活動を継続してまいります。
また、この交流会をきっかけに、地元の大工、工務店、製材所、設計士の方が当協会の会員となり、板倉による復興に中核となって取り組んでいく体制も生まれました。プロジェクトを継続するためには、なお一層皆様のご理解とご支援が必要です。今後ともご支援、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

一般社団法人日本板倉建築協会代表理事
安藤邦廣