10月19日に石垣島の板倉の家の完成見学会が開かれました。 石垣島の美しい海を一望するその住宅は、沖縄初の板倉にふさわしい素晴らしいロケーションに立地します。 沖縄伝統の厚みのある瓦葺きとシーサーが印象的な屋根は、台風の多い土地ならではの特徴です。
完成見学会には約15名、設計を担当した沖設計の関係者だけでなく、板倉に関心を持つ熱心なお客さまも見えました。 見学会に続き、当協会代表理事の安藤代表理事の講演会「木の家と地域づくり」が行われました。
また、沖設計の山田社長によると、「台風とシロアリを知り尽くした地元の設計者だから入念な構法に取り組むこと第一に考え板倉の家を決めました。」とのことでした。
同じ板倉の家でも、その土地の気候風土や文化が色濃く感じられた、とても貴重な見学会となりました。日本各地での、これからの板倉の家づくりの展開が楽しみです。
設計:株式会社沖設計
施工:株式会社沖設計
施工協力:川島 輝(びわこ板倉の家株式会社)
木材:中千木材有限会社
プレカット:海部林材協同組合